バイク屋独立・開業を決心した経緯

独立・開業

独立・開業~始まり~

今現在バイクショップで勤務されている方の大多数が一度は考えた事があるでしょう。

今のショップで働きながら、自分もいつかは!

と自分で経営するショップの未来を想像しながら
日々の業務に励んでいる事でしょう。

しかし、次に考えるのは

「実際に独立するのはリスクが高い」

「何から始めればいいかわからない」

「自信がないからまだ早いかな」

「独立開業の勉強する時間も体力もあるわけがない」

「そもそもそんなお金はない」

「自分には無理だろう」

とネガティブな考えが次々湧き上がると思います。

給料は少ないけど、今はこれで食えてるからなぁと、
そこで考える事を止めてしまいます。

挑戦しない事の理由ばかりが頭をよぎりますよね。

本当に!本当に!よくわかります!

私もそうでした。

とはいえまだ私はただの従業員でしかなく、
独立開業する為に日々準備し勉強している道半ばな状態です。

言ってしまえばこれを読んでいる皆様と、今はまだ同じ地点にいます。

本ブログは私が独立開業するまでの学びや気付きを記録し、

これから独立開業するバイク屋の皆様、

業種は違えど挑戦を始めようとしている同志達への一助になれば幸いです。

独立・開業~決心した理由~

この部分はあくまで私の考え、理由であってふーんそうなんだ。

くらいに見てもらえると嬉しいです。

私は24歳の頃からバイク業界で従事し始めて今で12年目になります。

入社当初は、

どんどん力をつけて上に上りつめてやる!

次長だ部長だそんなもんじゃ全然足りない!

頂点といえばやっぱり社長しかない!

その時バイク屋のゴール地点を独立して創業社長になると定めました。

そこから幾年か修行し、転職して今の会社に入る事になりました。

その頃には結婚し、子供も生まれてました。

5年程前から今の店舗の店長に就任し今現在も雇われ店長として勤務しています。

恐らく給料は世間一般のバイク屋店員よりも高い方だと思います。

そこまでお金に苦労する事なく、仕事に没頭していました。

独立に関しては常日頃から頭にはあったのですが、

今の生活に特別不満もなく、
このまま組織の一部として生きる方が楽だし安定しているかもしれない。

雇われているとは悪い事だけではなく「守られる」というメリットがあると。

多くの人々はそうやって社会を回しているものだと。それが普通だと。

危険をおかして、家族もろとも破滅するのは愚行だと。

考える事を止めてしまったのです。

ある日、ひょんな事から自分と家族の将来について真剣に考える事がありました。

65歳で引退したとして、それまでにいくら貯金しておかないといけないのだろうと。

子供は自立しているだろうから妻と二人分の生活費を算出してみようと考えました。

今の環境とは違うでしょうが、恐らく月に20万円はかかるだろう。

一年で240万円は消費する計算。

仮に85歳まで生きたとして、240万円かける20年で4800万円。

私自身基本はネガティブ思考なので、都合の良い甘い考えはしません。

退職金や年金はほぼ無いものと考えてます。

今現在36歳なので約30年の間に4800万円を貯金するのは可能なのか。

1年で160万円づつ貯金していけるか。

そもそも65歳まで雇い続けて貰えるのか、その時の給料は今より減っていないか。

数年間今の会社で勤務出来たとして、その後リストラにあったら就職出来るのか。

いや、無理だ。

物価はどんどん高くなるだろうし、今後日本という国が良くなるとも思えない。

どんどん焦りがつのりました。

多くの事が頭を駆け巡り、そこで出た答えは


「自分の努力が直接反映する環境を作る」

「自分が長く稼ぎ続ける事が出来る環境を作る」


つまり独立しかないと考えたわけです。

整備資格も取得したし、5年とはいえ業務のほぼ全てを一人でこなしてきた。

多くのノウハウを手にし、人脈も出来た。

今はまだ貯金もある。

挑戦する土台は出来ているじゃないか!

あとは覚悟を決めるだけ。

崖に飛び込む一歩を踏み出すだけ。

確かに一寸先は闇です。

成功するかなんて全然わからない。

正解はない。

借金だけ残って、家族ごと露頭に迷うかもしれない。

でも時間がたてばたつ程、年をとればとる程、

体力も気力も衰えていくのは間違いない。

今踏ん張らず、いつ踏ん張るのだと。

大切な人を幸せにする事のみに力を注ぎきるべきだと。

それが超長期的に家族を幸せにする方法だと。

「独立しよう」

そして今に至るわけです。

無論、人によっては

自分で好きに仕事したい。

誰にも縛られたくない。

今の人間関係が辛い。

社長になりたい。

誰かを見返したい。

理由はそれぞれです。

それで全然良いと思います。

もちろん独立だけが正解ではないと思います。

でも、会社は社会はいつまでも皆様を守ってくれるとは限りません。

会社員は生涯安泰と言われていたのは30年も前の話です。

今は昭和でなく令和です。

世界に名だたる大企業ですら絶対安泰などありえません。

これからどうやってこの厳しい世界を生き抜いていくのか。

この記事が貴方の将来をしっかり考えるきっかけになる事を切に願います。

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